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中医学・漢方の考え方 |
中国4000年の歴史ってよくいいます。
そんな大昔から人間の病気治療についていろいろ考え発達した学問があり
それが漢方の起源となり発達して中医学となりました。
占いなどでご存知の易学なども同じで、宇宙の中の太陽系、
その中での地球、またそこで暮らす人間の身体(小宇宙)について
密接な関わりがあるのを大昔の人はすでにわかっていたようです。
高松塚古墳からでてきた石棺の蓋(天井)にも宇宙が描かれていたのも
驚きましたが、日本でもそんな大昔から中国から文化が伝承されていた
ということが想像できて楽しく思えます。
そんな時代から交易があったのでしょう。
いろんな文化が入ってきたでしょうし、
漢方薬も当然入ってきて使っていたでしょう。
奈良の正倉院の収蔵品にも漢方薬の原料になる高貴薬があることから
医術として広まっていたのではと思われます。
その後、中国の伝統医学が清の時代から現代に大きく発展し
中医学として華となったのです。
鍼灸も漢方薬の処方もすべて発展したのが中医学です。
私達は自然を相手に暮らしています。
自然を恐れ又敬い感謝して生きています。
反対に自然の摂理に反したことを行なえば
後で怒りを買うことになり災いが起きます。
不自然という字がありますように自然でないのは
人間にとってはよくない場合が多いのです。
特に石油や石炭を発見した近代では私達は科学文化の
名の元に変な方向に行きつつあるように見受けられます。
異常なほどそれらの資源を使い、多くの科学薬品を作り、利用する。
結果、不自然な現象が出てきているのです。
大きな問題では地球温暖化がそうです。
石油文明の陰で身近なところではアレルギー体質の人が増えてきています。
治すお薬も石油から作ったものが普通のように多く使われています。
その反応しやすくなった体質から変えなければ治らないのに
対象療法で治療してしまう。
結果ますますこじれおかしくしてしまうのは当たり前のことです。
『あちこちで診てもらったが少しもよくならないので』
と来店されるお客様も増えてきました。
中々治らないのでなくきちっと治すことをしないからぶり返すわけです。
自然に対して逆らわず自然な方法で治すことが大切です。
身体にとってやさしくって、きちんとした方法で対応すれば
良くなるのが漢方ですとお答えしています。
お医者様で診て貰っているが中々治らない、
色んなことを試したが治らないので漢方を・・・・
とお考えの方も多いです。
慢性病といわれる病気の原因の多くは体質からくるもの、
生活の乱れやストレスからくるもの、
年齢的な弱りや抵抗力の弱りからといわれています。
すべての病気に対して漢方で解決するのは難しいですが、
個々の原因をよく聞いて対応していけば漢方でよくなる方法がある筈です。
中々治らない、痛い、つらい症状の方、諦めないで下さい
少しでも病気がよくなれば・・・・の思いで対応させていただいてます。
漢方って本当に治るの? |